2014年4月7日19時からユニティちゃんの3Dモデルのデータ配信が始まりました!
UNITY-CHAN! OFFICIAL WEBSITE
管理人はC85で存在を知って、それから密かに配信待ちしてたわけですが、データ配信開始から1週間たってます。記事にするの遅いです。すみません。
さて、今回はユニティちゃんの紹介ですので Android は関係ありません。
代わりに Unity Web Player を使った動作確認用のサンプルを作って載せてます。
■ ユニティちゃんとは
ユニティちゃんは Unity のオフィシャルキャラクターです。擬人化キャラではありません。
(以下、公式原文まま)
Unity を愛して支えてくれている開発者コミュニティの皆様への感謝を込めて、彼らのゲームで使うことのできるハイクオリティ、かつハイエンドゲームに必要とされる機能を備えつつも、ユーザーに愛される十分なキャラクター性をもったヒロインを、Unity Technologies Japan は提案したいと考えています。
それが、『ユニティちゃん』です。
■動作確認用ページ作ったよ
ちゃんとした生い立ちやらガイドラインは公式サイトを見てください。
というわけで、早速ユニティちゃんを使ってみました。
使ってみた、といっても確認用に公式デモにマップを貼り付けただけです。
Unity Web Player 版ですので、動作確認には Unity Web Player のインストールが必須となっています。
インストールされていない方は、動作確認ページでダウンロードしてください。
操作は画面右上を参照。左上のボタンを押すと表情が変わりますが小さいのでわかりづらいです・・・
■ 動作確認ページの作り方をざっくりと
マップ(シーン)には Oculus VR Developer の Unity 4 Pro Integration を使用しています。
Oculus VR 、バーチャルリアリティに興味のある方はこの機会にでも。
①開発者ページより会員登録を行い Unity 4 Pro Integration をダウンロードします。
https://developer.oculusvr.com/
②ダウンロードが完了したら起動し、次のシーンを表示します。
\Assets\Tuscany\Scenes\VRDemo_Tuscany.unity
③シーンから、次のカメラオブジェクトを削除します。
OVRPlayerController
④ユニティちゃんの3Dデータをダウンロードします。
http://unity-chan.com/
⑤ダウンロードが完了したら Unity に取り込み、次のモデルデータ(プレハブ)を配置します。
\Assets\UnityChan\Prefabs\for Locomotion\unitychan.prefab
⑥同フォルダ内のカメラも配置します。このカメラ、ユニティちゃんを追いかけてくれます。
\Assets\UnityChan\Prefabs\for Locomotion\Main Camera.prefab
⑦実行して正常起動するのを確認したら、Web Playerでビルドします。
⑧ビルドしたHTMLファイルにライセンスを追記します。
http://unity-chan.com/download/guideline.html
⑨ビルドしたファイルをウェブサーバーにアップロードして公開します。
今回の動作確認用ページには、GoogleDrive を使用しています。
ファイルをアップロードして共有の「ウェブ上で一般公開」にすれば公開できます。
https://www.google.com/intl/ja/drive/
■ 参考サイト
Unity Japan
UNITY-CHAN! OFFICIAL WEBSITE
Oculus VR Developer
GoogleDrive
UNITY-CHAN! OFFICIAL WEBSITE
管理人はC85で存在を知って、それから密かに配信待ちしてたわけですが、データ配信開始から1週間たってます。記事にするの遅いです。すみません。
さて、今回はユニティちゃんの紹介ですので Android は関係ありません。
代わりに Unity Web Player を使った動作確認用のサンプルを作って載せてます。
■ ユニティちゃんとは
ユニティちゃんは Unity のオフィシャルキャラクターです。擬人化キャラではありません。
(以下、公式原文まま)
Unity を愛して支えてくれている開発者コミュニティの皆様への感謝を込めて、彼らのゲームで使うことのできるハイクオリティ、かつハイエンドゲームに必要とされる機能を備えつつも、ユーザーに愛される十分なキャラクター性をもったヒロインを、Unity Technologies Japan は提案したいと考えています。
それが、『ユニティちゃん』です。
■動作確認用ページ作ったよ
ちゃんとした生い立ちやらガイドラインは公式サイトを見てください。
というわけで、早速ユニティちゃんを使ってみました。
使ってみた、といっても確認用に公式デモにマップを貼り付けただけです。
Unity Web Player 版ですので、動作確認には Unity Web Player のインストールが必須となっています。
インストールされていない方は、動作確認ページでダウンロードしてください。
操作は画面右上を参照。左上のボタンを押すと表情が変わりますが小さいのでわかりづらいです・・・
■ 動作確認ページの作り方をざっくりと
マップ(シーン)には Oculus VR Developer の Unity 4 Pro Integration を使用しています。
Oculus VR 、バーチャルリアリティに興味のある方はこの機会にでも。
①開発者ページより会員登録を行い Unity 4 Pro Integration をダウンロードします。
https://developer.oculusvr.com/
②ダウンロードが完了したら起動し、次のシーンを表示します。
\Assets\Tuscany\Scenes\VRDemo_Tuscany.unity
③シーンから、次のカメラオブジェクトを削除します。
OVRPlayerController
④ユニティちゃんの3Dデータをダウンロードします。
http://unity-chan.com/
⑤ダウンロードが完了したら Unity に取り込み、次のモデルデータ(プレハブ)を配置します。
\Assets\UnityChan\Prefabs\for Locomotion\unitychan.prefab
⑥同フォルダ内のカメラも配置します。このカメラ、ユニティちゃんを追いかけてくれます。
\Assets\UnityChan\Prefabs\for Locomotion\Main Camera.prefab
⑦実行して正常起動するのを確認したら、Web Playerでビルドします。
⑧ビルドしたHTMLファイルにライセンスを追記します。
http://unity-chan.com/download/guideline.html
⑨ビルドしたファイルをウェブサーバーにアップロードして公開します。
今回の動作確認用ページには、GoogleDrive を使用しています。
ファイルをアップロードして共有の「ウェブ上で一般公開」にすれば公開できます。
https://www.google.com/intl/ja/drive/
■ 参考サイト
Unity Japan
UNITY-CHAN! OFFICIAL WEBSITE
Oculus VR Developer
GoogleDrive
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- Date: Sun 09 02 2014
- Category: Unity
- Response: Comment 0 Trackback 0
Unity に MMD のモデルデータを取り込んで Android に表示
ゲームエンジンとして人気の Unity を使って、MMD (MikuMikuDance) の3Dモデルを Android で表示してみました。

■ Unity
Unity 公式サイト(日本語)の Download より Unity をダウンロードしてください。
http://japan.unity3d.com/
2014/02/09時点の最新は Unity 4.3.4
Unity Pro は有料ですが、無料版の無印 Unity でも十分な機能を有しています。
(年商10万ドル以上の企業は無料版の利用不可)
ダウンロードした UnitySetup-4.3.4.exe ファイルを実行してインストール。
プログラミングは JavaScript と C# をメインに使います。
標準エディタとしてインストールされている MonoDevelop ver.4.0.1 は日本語入力できないので要注意。
半角/全角キー押したらMonoDevelopを再起動しないと入力できなくなりました… (Windows 7)
2014/02/09時点の最新 MonoDevelop 4.2.2 (Xamarin Studio) であれば日本語対応しています。
ただし、JavaScriptのコードアシストは利かないようです (C#は利く)
エディタの変更は [Edit] - [Preferences...] の [External Tools] - [External Script Editor] で行います。
※今回はプログラミングは行いません
■ MMD for Unity
Unity 上に表示させる3Dモデルとして PMD (or PMX) ファイル (MMDのモデルデータファイル) を利用します。
PMD ファイルはそのままでは Unity に取り込むことはできないので、MMD for Unity プラグインを使って取り込む必要があります。
MMDを動かす会より MMD for Unity をダウンロードします。
http://sourceforge.jp/projects/mmd-for-unity/
2014/02/09時点の最新は MMD for Unity 2.1b
ダウンロードした mmd-for-unity 2.1b.zip を解凍して、解凍したフォルダを Unity の [Assets] タブにそのままドラッグ&ドロップで突っ込んでください。
[Assets] にフォルダが入ると上のメニューに [MMD for Unity] が追加されます。
■ PMDファイル
次に取り込むための PMD ファイルを用意します。
ここでは無料配布されている初音ミクのモデルを利用します。
【MMD】ねんどミクさんが得意気です【モデル配布あり】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22400052
※配布されているモデルファイルの利用規約は必ず守ってください
ダウンロードした ねんどミクさんver1_30.zip を解凍して、解凍したフォルダを Unity の [Assets] タブにそのままドラッグ&ドロップで突っ込んでください。
次に [MMD for Unity] - [PMDLoader] を選択。
[PMD File] の右端の小さな丸をクリックして『ねんどミクさんver1_30.pmx』を指定します。
ファイル選択時は、[Assets] の全てのファイルが表示されるので検索バーに『ねんど』と入力して絞込みを行うと見つけやすいです。
(日本語入力できないので正確には入力ではなくコピペ…)
ファイルを選択したら [Convert] ボタン押下でモデルデータが取り込まれます。

取り込まれたモデルデータは X:0 Y:0 Z:0 に配置されます。
■ 表示のための微調整
モデルデータを取り込んだだけでは味気ないので少しだけ調整を行います。
・カメラの位置調整
ねんどミクは小さいため、カメラを近づけて表示させます。
[Hierarchy] タブから [Main Camera] を選択。
[Inspector] タブの [Transform] - [Position] の X:0 Y:1 Z:-2 に変更。
・明かりの追加
初期時は明かりがなく暗く表示されるため明かりを追加します。
[GameObject] - [Create Other] - [Directional Light] で太陽光を追加。
今回は位置はよほど離れていない限り調整不要です。
・モデルデータの調整
[Hierarchy] タブから [ねんどミクさんver1_30] を選択。
[Inspector] タブの [MMDEngine (Script)] からモデルの状態を変更できますが今回はそのままとします。
これで調整は終了です。
あとは[再生]ボタン(中央上の▲ボタン)押下で実行されます。
実行すると一番最初の画像のように表示されます。
■ Android へビルド (APK ファイル出力)
※Android へのビルドは 2013/05/21 より無料となりました。
まずはビルドするための Android SDK を指定する必要があります。
[Edit] - [Preferences...] の [External Tools] - [Android SDK Location] にインストールしているSDKフォルダを指定します。

準備が整ったらビルドを行います。
[File] - [Build Settings] で [Android] を選択し、[Switch Platform] ボタンを押下してファイルをコンバートします。
次に Android アプリの設定を行うため [Player Settings..] ボタンを押下して右の [Inspector] タブに [PlayerSettings] を表示させます。
最低限必要な設定は [PlayerSettings] - [Settings for Android] の以下の2つ。
・[Other Settings] - [Bundle Identifier] へのパッケージ名の入力。
・[Publishing Settings] - [Keystore] のキーストア指定。
キーストアがなければ [Create new Keystore] をチェック。

これで後は [Build]ボタンを押下して apk ファイルを作成するだけです。
PCとAndroidを接続している場合は [Build And Run] でビルドと同時にAndroid端末にインストールされます。
apkファイルをインストールして初音ミクが表示されれば成功です。お疲れ様でした。

HTC J ISW13HT にて表示
■ 参考サイト
Unity 公式(日本語)
Vocaloid Promotion Video Project
UnityでMMDを動かす会
【MMD】ねんどミクさんが得意気です【モデル配布あり】
GMOメディア エンジニアブログ - 無償化されたUnityのスマートフォン書き出し機能でお手軽にAndroidゲームを作る方法まとめ

■ Unity
Unity 公式サイト(日本語)の Download より Unity をダウンロードしてください。
http://japan.unity3d.com/
2014/02/09時点の最新は Unity 4.3.4
Unity Pro は有料ですが、無料版の無印 Unity でも十分な機能を有しています。
(年商10万ドル以上の企業は無料版の利用不可)
ダウンロードした UnitySetup-4.3.4.exe ファイルを実行してインストール。
プログラミングは JavaScript と C# をメインに使います。
標準エディタとしてインストールされている MonoDevelop ver.4.0.1 は日本語入力できないので要注意。
半角/全角キー押したらMonoDevelopを再起動しないと入力できなくなりました… (Windows 7)
2014/02/09時点の最新 MonoDevelop 4.2.2 (Xamarin Studio) であれば日本語対応しています。
ただし、JavaScriptのコードアシストは利かないようです (C#は利く)
エディタの変更は [Edit] - [Preferences...] の [External Tools] - [External Script Editor] で行います。
※今回はプログラミングは行いません
■ MMD for Unity
Unity 上に表示させる3Dモデルとして PMD (or PMX) ファイル (MMDのモデルデータファイル) を利用します。
PMD ファイルはそのままでは Unity に取り込むことはできないので、MMD for Unity プラグインを使って取り込む必要があります。
MMDを動かす会より MMD for Unity をダウンロードします。
http://sourceforge.jp/projects/mmd-for-unity/
2014/02/09時点の最新は MMD for Unity 2.1b
ダウンロードした mmd-for-unity 2.1b.zip を解凍して、解凍したフォルダを Unity の [Assets] タブにそのままドラッグ&ドロップで突っ込んでください。
[Assets] にフォルダが入ると上のメニューに [MMD for Unity] が追加されます。
■ PMDファイル
次に取り込むための PMD ファイルを用意します。
ここでは無料配布されている初音ミクのモデルを利用します。
【MMD】ねんどミクさんが得意気です【モデル配布あり】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22400052
※配布されているモデルファイルの利用規約は必ず守ってください
ダウンロードした ねんどミクさんver1_30.zip を解凍して、解凍したフォルダを Unity の [Assets] タブにそのままドラッグ&ドロップで突っ込んでください。
次に [MMD for Unity] - [PMDLoader] を選択。
[PMD File] の右端の小さな丸をクリックして『ねんどミクさんver1_30.pmx』を指定します。
ファイル選択時は、[Assets] の全てのファイルが表示されるので検索バーに『ねんど』と入力して絞込みを行うと見つけやすいです。
(日本語入力できないので正確には入力ではなくコピペ…)
ファイルを選択したら [Convert] ボタン押下でモデルデータが取り込まれます。

取り込まれたモデルデータは X:0 Y:0 Z:0 に配置されます。
■ 表示のための微調整
モデルデータを取り込んだだけでは味気ないので少しだけ調整を行います。
・カメラの位置調整
ねんどミクは小さいため、カメラを近づけて表示させます。
[Hierarchy] タブから [Main Camera] を選択。
[Inspector] タブの [Transform] - [Position] の X:0 Y:1 Z:-2 に変更。
・明かりの追加
初期時は明かりがなく暗く表示されるため明かりを追加します。
[GameObject] - [Create Other] - [Directional Light] で太陽光を追加。
今回は位置はよほど離れていない限り調整不要です。
・モデルデータの調整
[Hierarchy] タブから [ねんどミクさんver1_30] を選択。
[Inspector] タブの [MMDEngine (Script)] からモデルの状態を変更できますが今回はそのままとします。
これで調整は終了です。
あとは[再生]ボタン(中央上の▲ボタン)押下で実行されます。
実行すると一番最初の画像のように表示されます。
■ Android へビルド (APK ファイル出力)
※Android へのビルドは 2013/05/21 より無料となりました。
まずはビルドするための Android SDK を指定する必要があります。
[Edit] - [Preferences...] の [External Tools] - [Android SDK Location] にインストールしているSDKフォルダを指定します。

準備が整ったらビルドを行います。
[File] - [Build Settings] で [Android] を選択し、[Switch Platform] ボタンを押下してファイルをコンバートします。
次に Android アプリの設定を行うため [Player Settings..] ボタンを押下して右の [Inspector] タブに [PlayerSettings] を表示させます。
最低限必要な設定は [PlayerSettings] - [Settings for Android] の以下の2つ。
・[Other Settings] - [Bundle Identifier] へのパッケージ名の入力。
・[Publishing Settings] - [Keystore] のキーストア指定。
キーストアがなければ [Create new Keystore] をチェック。

これで後は [Build]ボタンを押下して apk ファイルを作成するだけです。
PCとAndroidを接続している場合は [Build And Run] でビルドと同時にAndroid端末にインストールされます。
apkファイルをインストールして初音ミクが表示されれば成功です。お疲れ様でした。

HTC J ISW13HT にて表示
■ 参考サイト
Unity 公式(日本語)
Vocaloid Promotion Video Project
UnityでMMDを動かす会
【MMD】ねんどミクさんが得意気です【モデル配布あり】
GMOメディア エンジニアブログ - 無償化されたUnityのスマートフォン書き出し機能でお手軽にAndroidゲームを作る方法まとめ