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戌印-INUJIRUSHI- (Androidあれこれ)

Androidのプログラミングをメインにしてます。記事に貼られたソースコードはダブルクリックすることで行番号をはずしてコピーすることができます。

 
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開発環境構築③ Android編

開発環境構築① 目次
開発環境構築② Java編

に続いて、最後のAndroid編です。
今回はEclipseにAndroidの開発環境を追加します

3.ADTプラグイン --------------------------------------------------

①インストール
必要なソフトには書かなかった、ADT(Android Development Tools)というEclipseのプラグインをインストールします。
これはEclipse上でAndroidを開発(認識)するために必要なプラグインです。

ADTプラグインはサイトからインストールファイルを落とすのではなく、Eclipse上でダウンロードしてインストールします
(サイトからファイル落としてるよね?という突っ込みは無しで…いい表現が思い浮かばなかったんです)

まず、Eclipseを起動させます。
起動後、メニューの[ヘルプ(H) - 新規ソフトウェアのインストール]を選択し、インストール画面を開きます。

作業対象(W)横の追加(A)ボタンを押して、リポジトリーの追加画面を開きます。
ロケーションに下記のアドレスを入力してOKボタンを押します。
https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/

しばらくすると「選択されたサイトがありません」と表示されていた所に「開発ツール」が表示されるのでチェックを入れて次へボタンを押します。
ADTインストール

インストール詳細画面が表示されるので、ここも次へボタンを押します。
次にライセンスのレビュー画面で Apache License に同意を求められるので「使用条件の条項に同意します(A)」にチェックを入れ、インストールを開始します。

以上で、ADTプラグインのインストールは終了です。


4.Android SDK --------------------------------------------------

①ダウンロード
Android開発者サイト(android Developers)より、Android SDK をダウンロードします。
http://developer.android.com/sdk/index.html
上記のリンク先から、Windows の android-sdk_r11-windows.zip をダウンロードします。

②インストール
ダウンロードした android-sdk_r11-windows.zip を右クリックして「すべて展開」を実行します。

展開されたフォルダ内の android-sdk-windows フォルダを任意のディレクトリに移動させます。
(管理人はJavaと同じ位置 C:\Program Files\Java\android-sdk-windows に移動させました)
半角スペースの入っているフォルダに入れるとエミュレータがエラーで起動しないため C:\eclipse\android-sdk-windows に移動させました。(2011/09/19)

③設定
Eclipseを起動して、メニューの[ウィンドウ(W) - 設定(P)]を選択します。
ADTプラグインをインストールしたことで、左のメニューに Android が追加されているので選択します。
SDKロケーション指定 の参照ボタンを押して、先ほど配置した android-sdk-windows を指定して適用ボタンを押します。

missing~とエラーメッセージでますが無視します。

④パッケージインストール
Eclipseメニューの [ウィンドウ(W) - Android SDK および AVD マネージャー] を選択します。

Android SDK および AVD マネージャー画面が立ち上がるので、左メニューから Available packages を選択してパッケージをダウンロードします。

『Android Repository』と『Third party Add-ons』から必要なパッケージを選択します。
選択項目が多いとインストールに時間がかかるので注意してください。
(管理人は全選択のため10分程かかりました)

選択が終わったら、選択項目をインストール ボタンを押します。
次にインストールするパッケージのライセンス承認を求められるので『すべて受諾』を選択して、インストールを開始します。

なお、パッケージの詳細は以下のようになります。

【Android Repository】
Android SDK Platform-tools ※必要
  Android開発ツールを実行するために必要なソフトです。
  以前までは zip に含まれていましたが、今はここからインストールするようになりました。
Documentation for Android SDK API 12
  最新の Android 3.1 のドキュメントです。
SDK Platform Android X.X API XX ※必要
  Androidを実行するために必要なソフトウェアです。
  自分が開発したい Android のバージョンのものを選択してください。
  (管理人は色々試すために全て選択しました)
  これだけでは Google APIs を使用できないので注意してください。
  (Google Mapのサイトに接続は可能)
Samples for SDK API XX
  Androidのサンプルコードです。
Android Compatibility package
  Fragments API を Android 1.6 以降でも利用できるようにするパッケージです。

【Third party Add-ons】
各会社独自の携帯端末に対応したエミュレータ等が含まれています。
Google inc. だけは別なのでGoogleのみ説明します。

Google APIs by Google Inc., Android API XX
  Google APIs を使用するアプリを開発するためのソフトです。
Google USB Driver package
  実機を使ってテストする時に実機とPCをUSB接続するためのドライバです。
Google Admob Ads Sdk package
  アプリ内に Admob の広告を設定するためのパッケージです。
Google Market Licensing package
  Google Market公開時に必要なイセンスを設定するためのパッケージです。
Google Market Billing package
  Android Market を利用したアプリ内課金を行うために必要なパッケージです。

5.環境変数 --------------------------------------------------

最後に Android SDK を呼び出すための環境変数を追加します。

スタートメニューからコンピュータを右クリックし[プロパティ(R)]を開きます。
左のメニューからシステムの詳細設定を選択し、システムのプロパティの[詳細設定]タブを開きます。

[詳細設定]タブの一番下にある、環境変数ボタンを押して環境変数の設定を行います。

ユーザ環境変数の新規ボタンを押して、下記の通り、新しい変数を追加します。

変数名: Path
変数値: C:\Program Files\Java\android-sdk-windows\platform-tools
変数値: C:\eclipse\android-sdk-windows (2011/09/19)
※android-sdk-windows を配置したパスの下にある platform-tools フォルダを指定

以前は tools フォルダを指定していましたが、Android SDK および AVD マネージャーでインストールするようになってから platform-tools を指定するようになったようです。

Path を追加したら、OKボタンを押して画面を閉じます。

スタートメニューの[アクセサリ - コマンドプロンプト]を実行し、 adb と入力してヘルプ情報が流れることを確認します。

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以上で Android 開発環境が構築されました
お疲れ様です。
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Windows 7 / 64bit
Eclipse 4.2 Juno (日本語パッチ済)

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2013/01/04 19:00 カウント開始